私は投資用収益不動産会社のCEOとして日ごろから多くの投資家の皆さんとお会いしています。投資家の中には非常に研究熱心な方もいらっしゃいますし、私どもが驚くほど積極的な方もいらっしゃいますしプロとして私どもが学ばさせていただくほど深い知識と知恵をお持ちの方もいらっしゃいます。
そのような投資家の方から、これから投資を始めたいという方をご紹介いただくことも多々あります。ほとんどの方は年収も高く年収1000万円を超える方が多いのですが、幾つかの理由で投資に踏み出せない方が驚くほど多くいらっしゃいます。
年収1000万は不動産投資に有利?
サラリーマン投資家にとって自分の属性を決定付ける年収は重要なポイントです。金融機関からの融資を受けて物件を購入できるかどうか?多くの評価項目が金融機関にはあるのですが、その中でも年収は最重要ファクターともいえます。金融機関が見ている属性のポイントはこちらの記事を参考にしてください。
年収1000万はサラリーマンにとってはひとつの達成したい目標年収だと思います。しかし実際にそれを超える人は日本全体の4%で狭き門といえます。その上の2000万円を超える人はなんと0.3%です。
そんなサラリーマンの年収構造の上位に位置する1000万超の方々はさぞかし融資条件もいいし投資もスムーズに行うことができると思われがちですが、実はそうでもないのです。
不動産投資できる人とできない人の違いとは?
不動産投資をスタートできるかどうかを考えると、年収は実は最大の要因ではありません。
不動産投資をスタートできる人は年収がいくらかどうかではなく、まずはやり抜く情熱と信念を持っているかどうかだと私は思います。年収は数多くの要素のなかの一つでしかないのです。
もう少し詳しく不動産投資に踏み切ることができる人の特徴を幾つか挙げてみます。
- 必要以上に、不動産業者に猜疑心を抱かない
- 自分の情報開示に協力的
- 重箱の隅をつつかない(完璧を求めない)
- わからないことをしっかり質問する
- 物件に対しての先入観を持たない
- 書類の提出などがスピーディ
- 不動産保有の目的が明確
- 奥様の尻に敷かれてない
- 取得の意欲が高い
- 他の業者をちらつかせない
不動産投資に踏み切れない方は真逆です。
不動産投資に情熱をもち、収益不動産を購入し、賃貸ビジネスを始める決意を持っている方は上記の特徴をお持ちです。そのような投資家の皆様とは緊密なお付き合いをさせていただいているので私ども不動産会社側もそのような方々により信頼されるため、そして不動産ビジネスで成功していただくために日々努力をし続けなければいけないと考えています。
反対に不動産投資に踏み切れない方はその逆の方が多いのです。当然私どももそれなりの対応になってしまいますのでますます投資のチャンスは少なくなるのではないでしょうか。
参考までですが、信頼できる不動産会社の見分け方はこちらの記事もどうぞ。