穴場だと思う街ランキング
少し前になりますが、スーモが行ったこのランキングは「複数路線が乗り入れ、起点のターミナル駅まで10分程度なのに物件価格が安くて暮らしやすい、実は穴場だと思う街」の投票結果をまとめたものです。家賃相場は駅徒歩15分以内にあるワンルーム・1K・1DKの家賃から算出しています。
ランキング
順位 | 街 | 家賃相場 |
1位 | 北千住(JR常磐線ほか) | 7.38万円 |
2位 | 赤羽(JR埼京線ほか) | 7.59万円 |
3位 | 武蔵小杉(東急東横線ほか) | 7.98万円 |
4位 | 中野(JR中央線ほか) | 8.09万円 |
5位 | 小竹向原(東京メトロ有楽町線ほか) | 7.27万円 |
6位 | 池袋(JR山手線ほか) | 8.88万円 |
7位 | 蒲田(JR京浜東北線ほか) | 8.19万円 |
8位 | 海老名(小田急小田原線ほか) | 6.03万円 |
9位 | 練馬(西武池袋線ほか) | 7.72万円 |
10位 | 大井町(JR京浜東北線ほか) | 8.51万円 |
トップ10の家賃相場を見るとさほど安くないことが分かります。しかしランクインした顔ぶれを見るとそれなりにメジャーで近年再開発が進められている駅が多いですね。そのエリアでの生活が便利になってきていることと家賃が若干人気エリアより安いことで選ばれているようです。
賃貸を探す人の優先順位
ここまで見てきたように、やはり名の知れた駅から人は部屋を探し始めます。一般的に賃借人にとってメジャーな場所に加え駅からの距離は重要と思われているが、実際にはメジャーな駅は家賃が予算に合わなければ検討開始初期の段階であきらめられるポイントです。ついでに言うと駅からの距離は驚くほど早くから妥協されるポイントでもあるのです。
実は賃貸を探す人たちの優先順位はすでに明らかになっています。
- 賃料
- 通勤時間
- 間取り
よってまずは予算に合わなければどんな物件であれ選ばれることはありません。よってターゲットとする賃借人の年収や属性を良く理解したうえで投資すべき物件を検討することが大事です。
参考までにこちらの記事に詳しく書かれているのでこちらもどうぞ。収益不動産、駅距離は重要ではない!?失敗する投資家が陥る驚愕の理由!
人気の街ランキングに比べてマイナー感のある穴場だと思う街ランキングですが、投資家としては賃貸ニーズと収益を充分考慮して投資の対象とするかどうかを決めなければなりません。その収益性で重要なのは賃借人が入るのか?そして空室リスクが少ないかどうか?です。ぜひターゲットとする賃借人にとって適した場所であり適した物件を狙うようにしてください。